紫外線は免疫力を低下させるのでご注意!

紫外線の影響のなかでも、近年注目されているのが免疫力の低下です。

私たちの皮膚(表皮)には、細菌やウイルス、

化学物質などの侵入を感知するセンサーの役割をもつ細胞(ランゲルハンス細胞)があります。ランゲルハンス細胞からの情報を得て、病気などを予防する免疫システムが働くのです。

ところが紫外線を多く浴びると、活性酸素によってランゲルハンス細胞のDNAが傷つき、

うまく機能しなくなることがあります。

その結果、免疫力が低下し、体調を崩しやすくなります。

免疫機能が働かないときに、もしも異物(ウイルス・細菌等)が体内へ入ってきた場合、

当然、免疫機能が働いていないのでその異物を除外することができず、

それどころか一度、体内へ入った異物は免疫機能が働くようになってからでも

身体が異物と認めないので、一生その異物を体内へ入れてしまうといった

恐ろしいことが起こるのです!

紫外線を浴びる量が少量であれば、その紫外線を浴びた場所だけ

免疫機能が働かなくなるのですが、大量の紫外線(UV-B)を浴びた場合、

紫外線を浴びた皮膚だけでなく、全身の免疫機能が抑制されることが

分かっていますので注意が必要です!

以前は外で日光浴をすれば風邪をひかないといった、

何の根拠もないことが言われていましたが、風邪をひかないどころか、

逆に免疫力が低下するため風邪を引きやすくなるんですね。

また紫外線の多い季節に海や山に出かけて、

紫外線を浴びた後にヘルペス(単純ヘルペスⅠ型)ができやすいのも、

紫外線を浴びることによってからだの免疫力が低下したためなのです。

これは風邪をひいたときにヘルペスができやすい事と同じ原理なのです。

ランゲルハンス細胞は、加齢によって少しずつ減少しますが、

それを促進するのが紫外線です。それだけに中高年の方は、

紫外線ケアをしっかりするように心がけましょう。

免疫力を高めるために取った方がいい栄養素としては、ビタミンC、E、B2、

β-カロチン、ミネラルの亜鉛、セレン、アミノ酸のL-システィン等があります。

食物では、青野菜系、レバー系、玄米、小麦胚芽、うなぎ、しらす等です。

これらの食材を一度に摂取するのでなく、毎日の食事にバランスよく取り入れることによって、紫外線に負けない免疫力を付けることができるようになるわけです。

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