骨に影響するビタミンDには紫外線が欠かせない

「日光によって皮膚癌のリスクが高まる」と言われているから、

日傘に帽子、長袖に手袋を身に付けて完全防備しているの!と

いう方も少なくないでしょうね。

でも日光の紫外線は本当に有害なのでしょうか?

実は、日光の紫外線は、一方的に有害とはいえないのです。

アメリカの学者の研究によると「全身をベールで覆って生活しているアラブ女性は、

皮膚が日光を浴びないために、体内のビタミンDが慢性的に不足していて、

骨軟化症や骨粗しょう症を引き起こす人が非常に多いそうです。

また、ビタミンDの不足は、タイプ1の糖尿病や、結腸ガン、乳ガン、

前立腺ガン、子宮ガンなどの発病の確立を高くしている」と、指摘しています。

実は日光の紫外線には皮膚の免疫能力を維持させる働きがあります。

日傘やサンスクリーン剤で日光の紫外線を避け続けていると、

免疫力が低下するばかりか、免疫システムが異常を起こして、

アトピー性皮膚炎や花粉症にかかりやすい体質になってしまいますし、

日光を浴びない生活を続けていると、正常なボデイリズムが刻めなくなってしまいます。

日光のホルモン・ビタミンD

ビタミンDは、皮膚が太陽の紫外線のエネルギーを吸収することで生成されます。

ビタミンDは、ビタミンの一つと思われていますが、

生理学的にはホルモンの働きをしています。

そのため、サンシャインホルモンと呼ばれています。

一人の人が必要とするビタミンDの80~100%は、

日光を浴びることから得られると考えられています。

食品中では、タラ、サメ、マグロなどの魚油の中にも

ビタミンDが含まれていますが、それらからビタミンDの必要量を得るためには、

週に3~4回は食べなければなりません。

ビタミンDは、カルシウムとリン酸の代謝を調節する役目をしていて、

腸管でカルシウムが吸収されるのに欠かせない物質です。

また血液中では、骨の形成(化骨作用)に必要な

リン酸カルシウムの形成をうながしています。

そして肝臓で骨組織にカルシウムを沈着させる助けもしているのです。

細胞の育成のコントロール、筋肉の機能、神経の伝達機能、

心臓・血管、免疫にもビタミンDは影響を与えているのです。

ですから、ビタミンDが不足するとカルシウムとリン酸塩の吸収が阻害されて、

骨の形成(化骨作用)が低下してしまいます。

その結果子供には「クル病」を、大人には「骨軟化症」

「骨粗しょう症」を引き起こします。

重病のクル病では、乳歯、永久歯ともに欠損し、筋肉組織や結合組織、

靭帯系までもが犯されてしまうのですから、怖いですね。

ビタミンDが不足すると、「タイプ1の糖尿病」になる可能性が高くなりますし、

結腸ガン、乳ガン、前立腺ガン、子宮ガンなどの発病の確立も高くなるんですね。

紫外線とビタミンDの関係って気をつけなくてはいけないですね。

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